防犯設備士が教える「扉の防犯と防犯のポイント」

防犯設備士が教える防犯ノウハウ

私達は皆様のご住居から街の安全まで様々な所の「防犯」に関わるプロです。防犯に関することを1つ1つ解説していきます。

広島を中心に活動している防犯設備士の晃響です。宜しくお願い致します。

扉の役割と種類

扉と言うと「玄関」やお家の中の「ドア」などを想像しますよね。他にも「金庫」や「乗り物」、「食器棚等の出し入れができるもの」なども「扉」の括りになりますがこれらは全て「開口部」と言います。ここでは関係ないので省きますが、開口部には「窓」なども含まれます。扉の役割には望む時にだけ人や物が出入りし、望まない時には出入りできないようにする。または、内部や外部との境界線を設ける。といった役割があります。

扉の種類

扉にはここで紹介したものよりも多くの種類があります。

「建築扉」いわゆる玄関扉などのお家などの建物に広く用いられている扉。           「非常扉」内側からしか開けることができない非常用の扉。                   「防火扉」火災時に煙と炎熱を遮断し、避難者の安全を確保する扉。                「パニックオープン」大規模な災害やパニックなどが起きた時により広い開口部に切り替わる扉。 「ペットドア」ワンちゃんネコちゃん用の扉に付けられた小さな扉。 など

玄関扉やその他開口部の防犯対策

ここから本題に入りまして、扉の防犯に入っていきます。扉の防犯でまず真っ先に思いつくのは「電子ロック」でしょうか。他には「チェーンロック」、「U字ロック」や「二重鍵」などが挙げられます。ここ最近のご時世、防犯が重要視される中「最も」と言ってもいいほど大事な玄関の防犯…みなさんは「私なら大丈夫」と安心しきってはいませんか?「用心する」とゆう事にやりすぎはありません。 「これでもか!」とゆうくらいには防犯対策はしておいたほうがいいです。

おすすめな防犯設備

例えばこれはアマゾンでも売ってる「電子ロック式の鍵」

これをつけると「鍵をどこにやったかなー」と探す時間を短縮できたり、「鍵自体の紛失、複製」を防ぐことができます。ただ、少し注意して欲しいのは「ゴミ出しに行こう」や「コンビニちょっと行ってこよう」といた場合に「スマートフォンを置いて来てしまった…」と言った事例が度々ありますのでよく気をつけてください(経験談…)それと、勝手に閉まるから大丈夫と思っているとまだ扉が閉まってないのに鍵が閉まってしまって鍵の意味がなくなってしまうこともありますのでお気をつけ下さい。

扉、その他にかかわらず注意して欲しい事(特に女性の方)

自分と家族の身を守るため、また大切な家財を守るためにも大切な事。特に女性の方はお家を選ぶ時から、家具や防犯のための知識をしっかり身につけてください。そのために必要なこと。

1、一人暮らしの場合、「一人と悟られないようにする」。具体的には女性であればできれば男物の下着などをベランダなどの見える位置に置いておく、や夜中に近所のコンビニなどに行く際はアイスなどを二つ買っておく、玄関を開けた時に「ただいまー」と言うなど。

2、「可愛らしいカーテンや照明は極力控える」(特に女性)。あまり可愛すぎる家具に限っては外から見られた場合、それだけで女性と知られてしまったりするためです。

*↓こういうのはできれば控える

3、郵便物や宅配物はなるべく置き配にしてもらう、ドアスコープまたはインターホンに人影がない場合、声をかけても反応がない場合は無視。この二つはとても重要で、特に郵便物に関しては、ちゃんとした業者の人の制服ではなく委託された業者さんのこともあったりと見分けがつきずらいです。また制服を着ているから安心とも言い切れません。警戒は怠らないようにしましょう。なおかつ置き配をしてもらい、少し待ってから受け取るのが一番です。ハンコやサインを求められたらチェーンロックがある方はチェーンロックをしたまま少しだけ扉を開けてやるか、ない方は受け取り時間の指定などで確実に宅配と分かってる状態にすることが有効です。また、宅配物の段ボール等を捨てる場合は住所氏名などが書いてある送り状は剥がして捨てる。できればシュレッダーまでする。と、とても良いです。

4、アポなしの訪問には出ない。特に水道、ガスの点検を装って「中に入れてもらえませんか」や「直接話したい」などと言われる場合は注意、基本的にはポストに告知の紙などが入っているので、どうしても身に覚えがない場合には「管理会社に点検があるのか確認をとってみるので」と言って帰ってもらってしっかり確認を取る。男の人でも家の中を見られてしまうと空き巣の被害に遭いやすくなるので要注意。

悪魔の影のイラスト

5、家に入るときは「自分の命が狙われている」そんな気持ちで家に入る。扉を開けた瞬間一瞬で扉をあけて一歩中へ入る。そしたらすぐに扉の鍵を閉める。これもとても大事です。

6、なるべくアパートなどは三階以上、鉄筋コンクリートのアパートにする。三階以上でも鍵や防犯の意識はおろそかにしないこと。

心配している人のイラスト(男性)

今回は以上になります。これからも皆様のお役に立てるよう日々精進していきます。

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