私達は皆様のご住居から街の安全まで様々な所の「防犯」に関わるプロです。防犯に関することを1つ1つ解説していきます。
広島を中心に活動している防犯設備士の晃響です。宜しくお願い致します。
空き巣、泥棒の入りやすいと思われてしまう「庭」
まず、空き巣や泥棒が好みやすい(侵入しやすいと思う)お家というのはみなさん検討はつきますか?空き巣や泥棒が好みやすいのは「自分の姿がなるべく見られず、なおかつ防犯対策があまりされていないお家」です。まず、空き巣はできるだけ捕まるリスクを低くしようとします。そのため事前に家の外から様子を確認し、狙いを定めて侵入してくる場合が多いです。さらに詳しく空き巣や泥棒が見ている所を見ていきましょう。
1、身を潜めやすいところがある
2、庭の手入れがされていない
3、ライトやセンサー等がついていない
4、簡単に入れる足場がある
気をつけるべき点
「私の家には高い壁・塀があるから大丈夫」となってはいませんか?高めの塀や壁は一見防犯できそうに思えます。確かに一般の人なら簡単に侵入することは難しいですが、相手は緻密に計画を立てているいわば「プロ」です。そんな相手にとっては高い壁などはもはや「体を隠せるいい場所」と捉えられる可能性がたかいです。
また、手入れがされていない庭などは雑草や草木が生い茂り、見通しが悪かったり隠れることができてしまったり、「この家の人はあまり防犯意識が高くないルーズな家」と思われてしまうので気をつけてください。
ライトやセンサーがないと夜間の間に狙われたり、人通りや目のつきづらいところはそれも狙われやすいもととなります。
そして、庭の近くに物置や大きな荷物すぐ近くに大きな木などがあるとそこを足場に庭に侵入される可能性があります。そういった場合には庭から直接というよりも二階から侵入されることもあります。
これらを防ぐためには
まず一番の対策は、「外観を整える」事です。外観が整っているとそれだけで帰ってきた時に気持ちがスッキリしますし、やはり一番の防犯にもなります。これを機に「いつかやろう」や「すぐ使うから」と出しっ放しのものがあれば片付けて庭も心も綺麗にしましょう。
「実際に試してみたが効果があるのかわからない」という事もあるかと思います。ですが「被害に遭ってから見直す」のでは遅いです。遭ってからではなく遭う前に「これでもか!!」と言わんばかりの防犯をすることをお勧めいたします。
如何でしょうか?今回は「庭の効果的な防犯」についてご紹介いたしました。これからも皆様のお役に立てるような情報をお届けしたいと思います。