防犯設備士が教える「効果的な補助錠の設置」

一軒家防犯の基本

私達は皆様のご住居から街の安全まで様々な所の「防犯」に関わるプロです。防犯に関することを1つ1つ解説していきます。

広島を中心に活動している防犯設備士の晃響です。宜しくお願い致します

まず、補助錠ってなんだ?

一般的に補助錠とは、「主錠の他に、防犯性を高める目的で補助的にとりつける、もう1つの錠前のこと。」とされています。主錠とは読んで字のごとく元々ついているメインの鍵のことです。それとは別に取り付ける鍵のことを補助錠と言います。

補助錠にはどんな効果が見込めるの?

補助錠の主な目的は以下の二つです。

1、補助錠がついていることを認識させ、事前に犯行を防ぐ。

2、侵入に対する時間稼ぎおよび、一部認定錠はバール等の攻撃に対しての一定の防犯効果

等が補助錠の目的・役割です。

どこにつけるのが効果的?

補助錠ですので基本的には玄関ドアにつける方が多いかと思われます。もちろんそれは大正解で、玄関からこじ開け侵入されるケースに対して強くなったり、そもそも諦めてくれる可能性が高くなります。ただ、「玄関につけたからもう安心。」と慢心してはいけません。私が幾度か言っているように「慢心はダメ」なのです。

裏口および庭などにある大窓にも設置が有効

裏口・庭などの大窓は、外からの侵入に外部からの発見が遅れやすく、死角になりやすいのでこちらにも補助錠を取り付けるとなお良いでしょう。また、そういった外部からの発見がしずらい所はセンサーライト等の設置が有効的なので設置を検討してみては如何ですか?

最近はこういうのも増えてます

こういった電子錠タイプのものや

こういった攻撃に対して強くなるタイプなんかもあります。

如何でしょうか?今回は「効果的な補助錠の設置」について解説致しました。これからも皆様のお役に立てる情報をお届けしたいと思います。

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