私達は皆様のご住居から街の安全まで様々な所の「防犯」に関わるプロです。防犯に関することを１つ１つ解説していきます。
広島を中心に活動している防犯設備士の晃響です。宜しくお願い致します。
効果的な防犯対策と聞かれてあなたはどう考えますか？
「効果的な防犯」と、聞くと皆様はどんなことを思い浮かべますか？「あまりピンとこない」という方が多いいのではと思います。それもそうです。一言に「効果的な防犯」と言っても言葉の意味を指す範囲が広く、それが本当に効果があるのかも自分ではわかりません。ですので我々防犯設備士の知識を皆様に共有させていただくことで、皆様がよりよい生活が安心して送れる。そのようなことができたらと思います。
防犯対策をする上で知っておいて欲しいこと
ここからは本題に入っていきます。
皆様は、「簡単にできる防犯」・「複雑な防犯」こう二つの文字を並べるとどちらの方がより防犯に適していると、考えますか？これはとても意見が割れるもので、「簡単だとあまり効果が期待できなさそう」という意見や「複雑だと効果はありそうだけどお高く付いたり難しそう」という意見なんかも見られます。確かにこれらの意見は的を得ていると言えます。例えば「簡単」だとしっかりとした防犯対策には劣りますし、「複雑」だと結構お金がかかるケースもあります。それに、「〇〇防犯対策はしたからもう安心だわw」と、慢心してはいけません。油断は意外な見落としを引き起こすものです。ですが安心してください。それらの問題は解決できます。
例えば
「簡単にできる防犯」これを例に挙げてみましょう。まず挙げられるものの一つは
「防犯砂利を敷く」です。
（これはオススメの防犯砂利）
防犯砂利とはその名の通り防犯のために使用する砂利で、効果としては「踏むと音が出る」です。音と言っても「そんな音なんかで本当に防犯できるの？」と心配な方もいるでしょう。ですがこの防犯砂利から出る音は80dB近くにもなり、80dBに近いもので例を挙げると「地下鉄の車内やピアノなどの楽器の音、パチンコ屋の店内や救急車のサイレンで感じる音と同じ大きさ」となり意外と大きな音が出ることがわかります。これらのことから防犯砂利の利点は「空き巣等のこっそり侵入者に強い」ということになります。
二つ目は
「外出時等の時にテレビや部屋の電気を一部つけておく」です。
これのいい所はなんの準備もいらないところですね。（ただ、少し電気代はかかるかもしれませんが…）つけておく理由としては、犯行を行おうとする者に「中に人がいると思わせる」ということで侵入される前の段階で断念させることができたり、そもそもターゲットにされずらくなる。という効果が期待できます。
ここで勘のいい人なら気付いたかもしれませんが、そう…なんといっても簡単にできる防犯とは「こっそり侵入（いわゆる空き巣）に対する対策であることがほとんどで無理やり侵入してくるような者には少し効果が薄い」という結論になります。「じゃあここまで簡単な防犯のこと言ったなら複雑な防犯の方はどうなのよ？」という意見が聞こえそうですが、そちらはそちらで、こう言った問題があります。
複雑な防犯は
「複雑がゆえ自分で管理ができず、色々と面倒臭い」。
確かに防犯効果が高いのも事実で施工費用等が高い傾向になりがちなのも事実です。複雑な防犯で例を挙げると「防犯カメラの設置」「防犯フィルム（防犯ガラス）の設置」「侵入警報装置の設置」など、さっと挙げられる物全てが強力な防犯効果に期待できます。が、これらはほぼ全て自分で設置することができず、なんらかしらの資格や道具が必要になり、設備等の点検保持にさらにお金がかかる。なんてこともあります。
ここまで読んだあなたならどうするか
以上の事によって、簡単にできる防犯も複雑な防犯も一長一短。どちらも使えたら一番ですがそんなことできたら苦労しません。ならばどうするか、最も良い答えはやはり「プロに相談する」ですね。それというのも皆様のご自宅の条件によって適切な防犯というのは変わってきます。ここで紹介している物も全てのお家に当てはまるかと言えばそうではありません。なので自分でできることは自分でしたいという方は防犯相談と一緒に何か自分でできることはないか聞いてみてくださいその時はプロが丁寧にお答えします。
如何でしょうか？今回は「簡単にできる防犯対策の方法と効果」についてご紹介いたしました。これからも皆さまのお役に立てる情報をお届けしたいと思います。
