私達は皆様のご住居から街の安全まで様々な所の「防犯」に関わるプロです。防犯に関することを1つ1つ解説していきます。
広島を中心に活動している防犯設備士の晃響です。宜しくお願い致します。
防犯カメラの種類
一言に「防犯カメラ」と言っても様々な種類があります。例えば「一点のみを監視する」点警戒カメラ、「広範囲をまんべんなく監視する」面警戒カメラ、「監視する場所に何かしら動きがある場合など限定されたときのみを監視する」モーションカメラなど、まだまだあります。なのでこれらのカメラをどのように、そしてどうしたら有効活用できるかを解説いたします。
購入した防犯カメラは誰でもつけられるのか
防犯カメラには一般の人でも購入することができるカメラがあります。そういったタイプはネジ止めや両面テープなどを使い壁などに固定し、電源は電池式やコンセントによるもので基本的には特に電気工事士の資格などがなくても簡単に取り付けることができますし、ここ最近ではワイヤレス機能つきの防犯カメラなども出てきてより簡単に設置できるのもあります。ですが、画像解像度が高く、故障が少なく、いたずら防止等ができる防犯カメラは電気配線など電気工事士の資格が必要なものが殆どです。
いたずら防止に関してですが、折角防犯カメラを取り付けても、手の届く所にコンセントの電源があったら、侵入者に簡単に電源を切られてしまいますし、防犯カメラを取り付ける高さも簡単に手の届く所では行けません。
また価格が安いからとネットで防犯カメラを買って取り付けてはみたものの、肝心な時に動作していなかったり、解像度が足らず侵入者の顔や車のナンバーまでが読み取れなかったり、画角と解像度、被写体との距離の設定が合っていないために写っているデータが役に立たなかったりする事もあります。
防犯カメラは購入前に説明書きをよく読んで購入の検討をし、取り付け関しても目標や対象物をしっかり考えてから取り付け場所を決めてください。
購入しようと思う防犯カメラの取り付けに資格が必要かどうかに関しては、説明書きに[主な設置方法は「付属のスタンドで固定」]や、「施工不要」と言った言葉が使われていたら、誰でも取り付けが可能なものが多いです。
これは有線ですが、「防水、ライト付き、暗視撮影可能、センサー付き」の遠隔操作ができるタイプ
二つ目
機能的には殆ど一緒ですがこっちは無線のワイヤレスタイプ
設置する場所はどこでもいいのか
もちろん「ここじゃなきゃダメ!」と言うところはありません。業者さんに頼まずとも自分で設置するのも良いですが、その場合少し注意してほしいことがあります。それは「よく監視する場所と目的を考える」ということです。「おいおい何当たり前なこと言ってんだ笑」と思うことでしょう。それはもちろんです。ですがここで言う「考える」とはただ考えるのではなく「よく考えることです」ただ「ここを監視したい」ではなく「こういう時のためにこの情報が得られるようにしたい」や、ただ「侵入されないようにしたい」ではなく「侵入される前に音とか光で脅かせたりしないかな」などのように考えれるとより一層、防犯能力が上がります。「それでもやっぱし心配だ…」と言う人は業者さんに頼む方が確実ですね。
これらのメリット・デメリットなどは前回のブログで詳しく説明してますのでそちらをご覧ください。
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